どの証券会社で口座を開設するかは、株式投資をする上で悩む最初のポイントだと思います。
証券会社は、それぞれ特徴的な強みがあります。
「それぞれ特徴的な強みがあるなら、それぞれ強みを最大限活かせば良い!」ということで、我が家は4社の証券口座を、用途ごとに使い分けています。
◯ 利用している4社
STREAM(スマート・プラス社)、楽天証券、SBI証券、SBIネオモバイル証券
今回の記事では、私の使い分けの状況と、魅力を感じているポイントを紹介します。
STREAM(スマート・プラス社) 【日本株】
STREAMは、日本株のみの取扱いですが、株式取引手数料が常に無料です。
日本株の現物取引については、売買を何度繰り返しても手数料を取られることはありません。
手数料を気にして短期間で売買を繰り返すことを躊躇する気持ちからは開放されますね(笑)
アプリのインターフェースはこんな感じです。


好みがあるとは思いますが、私は、オシャレだし、見やすいし、気に入ってますね^^

日本株は手数料フリーで嬉しい!^^
STREAMが登場するまで、手数料としていったいいくらを証券会社に支払ったか分からないよ。それが、未来永劫タダなんで、素晴らしいね♪
楽天証券 【投資信託(毎月)(積立NISA・特定口座)】

楽天証券は、楽天グループの強みを活かした楽天ポイントの付与が魅力です。
楽天カード決済で投資信託の積立を行うと、なんと1%のポイントが付与されます。(積立額の上限は月5万円まで=500ポイントが上限)
付与されたポイントは、そのまま投資信託の購入に使用することができるので、ほとんど現金と同じです。投資信託の積立をした段階で、1%の利益の確定利益が発生するという驚きのサービス。
また、楽天証券と、同じグループの楽天銀行を連携させると、楽天銀行の預金残高が買付余力として反映されるので、楽天証券との間の入出金手続が不要になります。楽天銀行をメインバンクにしている場合には、めちゃめちゃ便利です。(「マネーブリッジ」というサービスです。)
我が家では、夫婦で楽天証券で、ポイント付与のメリットを最大限活かすため、楽天カードで次のような積立の設定をしています。
夫(積立NISA 33,000円 特定口座 17,000円)→ 500ポイントGET
妻(積立NISA 33,000円 特定口座 17,000円)→ 500ポイントGET
計10万円(1,000ポイントGET)

投資信託の信託手数料って、たしか0.1%とか0.2%とかよね?
そんな商品を扱うのに、1%なんてポイント付けていいのかしら?

びっくりだよね!楽天カードで購入された投資信託じゃ楽天証券単体では儲けることなんかできないはず…。
けど、その甲斐あって、楽天証券は口座増加数No.1になって首位のSBI証券を猛追してるね。ポイントはグループ内で循環するだろうし、販促費用と位置づけているかも。
消費者にありがたいことこの上ない^^
SBI証券 【投資信託(毎日)】、【米国株】
SBI証券は、ネット証券最大手。投資信託の毎日積立に対応しているのが魅力です。
楽天証券は、投資信託の毎日積立については、積立NISAでしか選択できず、特定口座では毎月積立しかできません。(楽天カードによる積立では、積立NISAも毎月積立のみ)
しかし、SBI証券は、特定口座でも毎日積立に対応しているので、ここが魅力ですね。(長期の積立投資においては、積立頻度はあまり重要ではないという考え方もあり、気休め程度ですが笑)
SBI証券と住信SBIネット銀行も、楽天と同様連携ができ、住信SBIネット銀行で開設した「ハイブリッド預金口座」に入金した金額は、SBI証券での買付余力に反映されます。入出金の手間が少なく便利です。
住信SBIネット銀行では、月1万円以上の外貨積立をした場合、1ポイント=1円相当の「スマプロポイント」が10ポイント付与されます。また、為替手数料が半額になります。
そこで、毎月1万円分のドルの購入設定をして、10ポイント(0.1%相当の利益)を受け取りながら円をドルに替え、米国株購入用のドルを用意することにしています。
SBIネオモバイル証券【端株】
このブログのメインテーマに関わる証券会社ですね。
メリットはもちろん、月50万円までの取引であれば、端株の取引も含めて取引手数料がほぼ無料であるところです。(※220円の取引手数料がかかりますが、200ポイントのTポイントが付与されます。)
月間の株式取引約定代金合計額 | サービス利用料 |
---|---|
0円~50万円以下 | 220円(税込) |
50万円超~300万円以下 | 1,100円(税込) |
300万円超~500万円以下 | 3,300円(税込) |
500万円超~1,000万円以下 | 5,500円(税込) |
「月間の株式取引約定代金合計額」が50万円以上だと、取引手数料を徴収されてしまいます。
つまり、株価2500円の銘柄100株(25万円)の売買を往復しただけで50万円を超えてしまいます。
また、保有している銘柄を一気に処分して現金余力を高めたり、銘柄を乗り換えたりする場合にも50万円を超えてしまいます。投資規模が大きくなるような場合には、あまり向いていないのかもしれませんね。
少額から積み立てて長期で保有する、端株を保有して長期保有株主の地位を狙う、このブログのように配当受取プログラムを活用するといった方法が向いているような気がします。
Tポイントを使って投資することができるので、投資の敷居は低くなりますね。
感想
複数の証券会社を使い分けると、資金の管理が複雑になってきて大変ですね。これはデメリット。
手数料なんて微々たるもので、管理の簡便さを取るぜ!って考え方もすごく合理的だと思います。
僕は手数料を取られるのにすごく抵抗があるので、こういうやり方になりました(笑)
資産管理の面から言えば、集中管理されていた方がよいので、今後、例えば、SBI証券で端株を含めた取引手数料が無料化されたら、STREAMとネオモバの使用はやめて、SBI証券に移管するということもあるかもしれませんね。
記事を読んでいただいてありがとうございました^^
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